教育に関わる仕事をしていると、「子どもたちに学び続けてほしい」と願う場面がたくさんあります。
けれど、そう考えるたびに思うことがあります。
子どもたちに学ぶことを求めるのであれば、まず大人自身が学び続けているだろうか。
新しいことを知る。人に会う。実際に試してみる。そして、ときにはこれまでの自分の考え方や方法を見直してみる。
そんな積み重ねもまた、教育に関わる大人にとって大切な「学び」なのだと思います。
気になったら、自分で試してみる
私自身、新しい技術や教育の方法に触れたとき、まずは自分で試してみたいと思うことがよくあります。
生成AIをはじめとする新しいテクノロジーも、その一つです。
話を聞いたり、記事を読んだりするだけでは分からないことがあります。実際に触ってみることで、初めて見えてくる可能性もあれば、思っていたほど簡単ではないと気づくこともあります。
教育についても同じです。
研修や講演会に足を運ぶ。普段とは違う分野の人の話を聞く。そこで気になったことがあれば、自分の仕事や実践の中で試してみる。
「知る」だけで終わらせず、「やってみる」ところまで進んでみる。
私にとって、学び続けるということの一つは、そんな小さな行動を繰り返していくことなのだと思います。
人から学ぶ
学びは、本や研修、テクノロジーからだけ得られるものではありません。
これまでを振り返ると、むしろ強く心に残っているのは、人との出会いや対話から得たものです。
教育に携わる人はもちろん、異なる仕事や経験を持つ人、これまで自分にはなかった視点を持つ人。そうした人たちの話に触れることで、自分の当たり前が揺さぶられることがあります。
「そんな考え方もあるのか」と気づく。
それだけで、それまで見えていなかったものが見えることがあります。
このサイトを「おとな図鑑」と名付けたのも、さまざまな人との出会いから得た学びを、大切に残していきたいと思ったからです。
学び続ける大人でありたい
教育の世界にも、新しい考え方や技術が次々と入ってきます。
すべてを取り入れる必要はないと思います。新しいものだから正しいとも限りません。
だからこそ、まず知ってみる。自分で試してみる。そして、自分なりに考える。
その繰り返しを大切にしたいと思っています。
子どもたちに「学び続けよう」と伝えるのであれば、大人もまた、完成した存在ではなく、学び続ける一人でありたい。
この「Education」では、日々の教育実践や研修、そこで考えたこと、新しく試してみたことなどを記録していきます。
その記録が、誰かにとって新しいことを考えたり、試してみたりする小さなきっかけになればうれしく思います。



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