オンライン授業をする機会が、ここ数年でずいぶん増えた。
最初の頃は、Teamsにつながるか。
音声は届いているか。
教材はちゃんと見えるか。
それだけでも結構緊張した。
何度か経験するうちに、教材の準備や配信、出欠確認なども少しずつ慣れてきた。
それでも、今日あらためて思ったことがある。
オンライン授業では、「トラブルを起こさないこと」以上に、「何かあっても授業を止めないこと」が大事なのかもしれない。
慣れていても、焦るときはある
今日もオンライン授業があった。
事前に教材を準備し、Teamsで授業を行い、最後はFormsで出欠確認と振り返り。
流れ自体は、もう何度も経験している。
ところが、授業と授業の間にTeamsのアプリをいったん終了してしまった。
次の授業の時間になって再び起動すると、会議を始めて接続するまでに思った以上に時間がかかった。
ほんの小さなことなのだが、授業開始の時間が近づいてくると、これがなかなか焦る。
普段なら何でもない操作でも、「あと何分で始まる」と思った瞬間に、急に一つ一つが長く感じる。
トラブルは、なくならない
オンライン授業を始めた頃には、音声がうまく届かないこともあった。
そんなとき、授業そのものを止めてしまうのではなく、Teamsの投稿欄に教材動画のリンクを載せて、生徒が学習を続けられるようにしたことがある。
その経験から思うのは、
「トラブルをゼロにする」
ことだけを目指しても、たぶん限界があるということだ。
端末も、通信環境も、アプリも、毎回まったく同じ状態とは限らない。
だから、
「もしこれが動かなかったら、次はどうするか」
を持っていることの方が大切なのかもしれない。
授業を止めないための小さな工夫
今回のことで、一つ、とても単純なことを決めた。
授業と授業の間に会議から退出することはあっても、Teamsのアプリ自体は閉じない。
たったそれだけだ。
でも、こういう小さな経験を一つずつ積み重ねていくことで、オンライン授業の運用は少しずつ安定していく。
教材動画を用意する。
別の場所にも資料を置いておく。
Formsで出欠や振り返りを取れるようにする。
何かあったときの連絡方法を決めておく。
一つ一つは、それほど大げさなことではない。
でも、その小さな準備が、いざというときに授業を止めないための支えになる。
「オンラインだから」ではなく
考えてみれば、これはオンライン授業に限った話でもない。
対面の授業でも、予定どおりにいかないことはある。
機器が動かない。
予定より説明に時間がかかる。
生徒の反応を見て、授業の進め方を変える。
授業は、準備したとおりにすべて進めることが目的ではない。
その場の状況を見ながら、どうすれば学びを続けられるかを考える。
オンライン授業では、それが少し分かりやすい形で表れているだけなのかもしれない。
少しずつ、自分の「型」ができていく
オンライン授業を何度か経験してきて、以前よりはずいぶん慌てなくなった。
教材の作り方も、配信の仕方も、授業当日の動き方も、少しずつ自分なりの「型」ができてきたように思う。
もちろん、今日のように焦ることもある。
でも、その失敗も次の運用に残せばいい。
トラブルを起こさないことより、
トラブルが起きても、学びを止めないこと。
今日のオンライン授業を終えて、そんなことをあらためて思った。



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